
せっかく作ったデザインなのに印刷したら色が変わってしまった・・・
そんな時はカラーモードの設定が間違っているのかもしれません!
今回はシールのデザイン作りのポイント「カラーモード」についてご案内します!
1.なぜ画面の色と印刷物の色が変わるのか
通常パソコンでデザインを作る時、液晶画面を見ながら形や色、サイズを調整してデータを作りますが、この時、画面に映っているデータは「RGB」のカラーモードでの色表現となります。
このデータを基にシールを印刷するわけですが、印刷会社では色表現の幅が広い「CMYK」のカラーモードで印刷することが多いため、画面の色と印刷物の色が変わってしまうという訳です。
シール直送便では、シールを「CMYK」のカラーモードで印刷しています。
2.「RGB」と「CMYK」とは?
“光の三原色”という言葉を耳にしたことがあると思いますが、この三原色(赤=Red、緑=Green、青=Blue)を混ぜ合わせて色を表現する方法が「RGB」です。
対して “色の三原色”と呼ばれるCyan=シアン、Magenta=マゼンタ、Yellow=黄色に、Key plate=黒を掛け合わせて色を表現する方法が「CMYK」となります。
黒も混ぜ合わせることで「RGB」以上の様々な色、綺麗な黒色が表現されるため、シールを含む印刷会社では「CMYK」で印刷されることが多いです。
※Kuroの頭文字でKかと思っていたら違っていました!お恥ずかしい限りです・・・
3.カラーモード設定の落とし穴
画面で見たデザインと印刷物の色の違いに加えて、データのカラーモード設定が原因で色が変わってしまうことがあります。
カラーモードの設定が「RGB」のままデザインすると、三色(赤=Red、緑=Green、青=Blue)の数値の組み合わせでデータが保存されます。
「RGB」のデータを印刷する時、印刷会社では「CMYK」の数値に変換=「RGB」では表現できない色に変換されるため、ここでも色が変わってしまう危険があります。
そのため「CMYK」のカラーモードでデータを保存することが大事なのです。
4.カラーモードの設定方法
シール直送便ではillustratorとphotoshopのデータからシールを作成しています。
それぞれソフトでカラーモードを設定する方法はこちら!
※シール印刷の色はの材料によっても変わります。
色の再現性に優れた素材、色味が若干薄く出る素材、シール自体に色が付いている素材など様々です。気になるシールの質感や仕上がりの色味は無料の材料サンプルでご確認ください!
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Text: 21/02/27 horiguchi